ビール業界の現状
ビール業界でアサヒの牙城はなかなか崩せないものだと思っていたけれど。
ビール大手4社の平成21年6月中間連結決算が7日に出そろい、
経営統合に向けた交渉を進めているキリンホールディングスとサントリーホールディングスが、
いずれも売上高で過去最高を更新した。
アサヒビールも中間期で過去最高の売上高を記録したが、その差は歴然、減収となった
サッポロビールも含め、残された2社の次の一手に注目となっている。
サントリーはビール類の出荷は減少したが、ウイスキーが好調だったほか、
缶コーヒー「ボス」など清涼飲料の販売が好調で、“総合飲料会社”の強みをみせつけ、
一方のキリンは第3のビール「のどごし<生>」が好調だったほか、ノンアルコールの
ビール風味飲料「フリー」がヒットしたという。
第3のビールの売上が、ビール業界を左右する現状のようだね。